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意外と知らない!蛍光灯の種類と見分け方

普段生活しているといつかは訪れる蛍光灯切れ。誰もが一度は経験しているのではないでしょうか。
蛍光灯の寿命は一般的に6,000~12,000時間と言われており、仮に一日8時間使用するとおよそ2~4年となります

家電量販店やスーパー、ドラッグストアなどでも売られている蛍光灯ですが、いざ切れてしまったときに適当に買ってしまい点灯しなかったことや、サイズ間違いをしてしまった経験はありませんか。

ここでは、そんな失敗をしないよう蛍光灯の種類・見分け方についてお話ししたいと思います。

また、最後にはみなさまも聞き覚えのあるLED照明について少し触れたいと思います。
みなさまの暮らしが少しでも豊かになるような情報をお届けできればと思いますので是非お付き合いください。

直管型蛍光灯

1.蛍光灯の種類

一口に蛍光灯といっても形の違いにより大きく3つに分類され、棒状の直管蛍光灯、円状の丸型蛍光灯、電球状の電球型蛍光灯があります。

まずこの3つについて簡単にお話しします。

1-1.直管蛍光灯

その名の通り、まっ直ぐの管状の蛍光灯です。主に店舗やオフィス等で使われていることが多いものです。
一般家庭でも台所など一部で直管蛍光灯が使われている場合があります。

1-2.丸型蛍光灯

直管型とは違い、丸い円の形をしているのが丸型蛍光灯です。こちらはみなさま馴染みがあるのではないでしょうか。
一般家庭に広く普及しており、みなさまのお宅にも1箇所は必ず付いているのではないでしょうか。

1-3.電球型蛍光灯

ダウンライトなど、従来、白熱電球を用いていた部分の代わりに付けられてきたのが電球型蛍光灯です。

白熱電球と比べると寿命が長く省エネであるため、広く普及していますが、近年では徐々にLED電球への交換が進んでいます。

電球型蛍光灯

2.点灯方式の違い

蛍光灯を点灯させる仕組みは多岐にわたります。
ご自宅の照明器具の点灯方式によって適切な蛍光灯を取り付けなければ器具の故障や蛍光灯の寿命を早める原因になる可能性がありますので、自宅の照明器具がどの方式なのかを把握しておくのが良いでしょう。

ここでは、点灯方式による特徴をお話します。

2-1.グロースタータ形

グロースタータという点灯管を用いて点灯させる方式で、点灯まで少し時間が掛かる点とちらつきが発生しやすい点がデメリットとしてありますが、安価で広く普及している点灯方式です。
この方式の照明器具には下の写真のようなものが付いています。


出典:パナソニック株式会社

この点灯管にも実は寿命があり、一般的に約6,000回程度の点灯と言われています。

蛍光灯が切れたとき、蛍光灯のみの交換をしている方がほとんどなのではないでしょうか。
蛍光灯が新しくなっても点灯管が寿命を迎えていては点灯しないので蛍光灯を交換するタイミングでこちらも同時に交換することをオススメします。

点灯管を交換せずに照明器具の故障と判断し、器具ごと交換するといったことが無いように気をつけましょう。
とは言っても、各メーカーも今は徐々にグロースタータ形の照明器具の製造を中止しており、世代交代の時期を迎えつつあります。

<グロースタータ形のポイント>

  • 点灯管(グローランプ)が必要
  • 器具の値段が安い
  • 点灯まで時間がかかる

2-2.ラピッドスタート形

ラピッド(rapid)とは「速い」という意味でその名のとおり、グロースタータ形に比べて点灯速度が速いのが特徴で、ほぼ即時(1~2秒)に点灯します。点灯管が不要で、交換する際は蛍光灯のみの交換でOKです。

<ラピッドスタート形のポイント>

  • 点灯管(グローランプ)が不要
  • 即時(1~2秒)に点灯

2-3.インバーター形

インバーター回路で構成されており、より効率が良く軽量で即時に点灯する方式です。
他の方式に比べて、少ないワット数でも明るさが高く、ちらつきもほぼ無いのが特徴です。

また、インバーター回路の採用により、繊細な制御が可能となり、調光器で明るさを無段階に自在に調節できるものもあります。
他の方式では単純に紐を引っ張って蛍光灯の点灯する数で調節するしかなかったですが、すごい進歩ですね。

<調光スイッチ>


出典:パナソニック株式会社

<インバーター形のポイント>

  • 点灯管(グローランプ)が不要
  • 調光可能なタイプの器具がある
  • 省エネで明るい
  • 即時点灯

3.交換時の確認ポイント

<蛍光灯の型番確認方法>

型番の冒頭のアルファベットがその蛍光灯の種類や点灯方式を表し、その次の数字がサイズを表しています。
最低限この2つを覚えておくとよいでしょう。

<直管型>


出典:パナソニック株式会社

<丸型>


出典:パナソニック株式会社

<蛍光灯の色の種類>

蛍光灯には色の種類があります。
選ぶ色により、部屋の雰囲気が変わりますので、用途や目的にあった色の種類を選ばれるとよいでしょう。

  • 昼光色 :白っぽく青みがかった最も明るい色でオフィスや勉強部屋におすすめ。
  • 昼白色:太陽に近い自然な色でリビングや脱衣所におすすめ。
  • 電球色:電球に近い落ち着いた色でリビング・ダイニングや、和室、寝室、トイレ・廊下におすすめ。

3-1.直管蛍光灯の型番による違い

直管型蛍光灯の型番による違いは以下の通りです。

  • FL~  :グロースタータ形
  • FLR~ :ラピッドスタート形
  • FHF~ :インバーター形

3-2.丸型蛍光灯の型番による違い

丸型蛍光灯の型番による違いは以下の通りです。

  • FCL~ :グロースタータ形の丸型7蛍光灯
  • FHC~ :スリムタイプの丸型蛍光灯
  • FHD~ :二重環形の丸型蛍光灯

3-3.電球型蛍光灯の違い

電球型蛍光灯は、ワット数と口金サイズ、ランプの大きさをチェックしましょう。
ワット数により明るさが変わりますので、同じ明るさを求めるのであれば、同じワット数の電球型蛍光灯を選択するとよいでしょう。

口金は以下の通り「E26」と「E17」がありますが、口金サイズがあっていたとしても、照明器具の大きさにより電球型蛍光灯が入らない場合がありますので、注意しましょう。
特にダウンライトの場合は、形や大きさに制約がありますのでご注意ください。

<口金サイズ>

  • E26口金:一般的な白熱電球と同じ大きさの口金
  • E17口金:ミニクリプトン電球等の小型電球と同じ大きさの口金

4.LED照明について

ここまでは従来の蛍光灯についてお話しましたが、ここからはLED照明について触れたいと思います。

今ではすっかりメジャーになり、みなさまも何度も聞いたことがあるのではないでしょうか。
LED照明は電球型をはじめ、蛍光灯の形でもLEDを用いたものがあります。従来の蛍光灯に比べると多少高額にはなりますが、省エネで様々な機能を持ったものが増えてきています。

4-1.LEDの特徴

LEDの最も秀でた特徴としては、やはり省エネ・長寿命と言えるでしょう。これは世間的にもよく知られており、みなさまもよくご存じかと思います。

また、防水性や視認性の高さを兼ね備えたLEDは身近な例として信号機へ採用されています。

警察庁によると、すでに全国の半分以上がLED化されており、従来の電球式に比べて6分の1程度の消費電力のため地球温暖化の原因となっているCO2の削減に大きく貢献しています。

その他にも機能性や光の表現力などの点で、照明の歴史に革命を起こしたと言えるでしょう。

4-2.LED照明の導入には工事が必要?

LED照明の導入は照明器具ごと専用のものへ交換をおすすめします。
そこで一番気になるのは、大掛かりな工事になるのか不安や、自分でできるのかな?などのお悩みかと思います。

一般的に照明器具の取り付けに必要な配線器具は「引掛シーリング」もしくは「引掛ローゼット」と「電源直結式」に分類されます。

既存の照明器具が「引掛シーリング」もしくは「引掛ローゼット」の場合はご自身でも照明器具の交換が容易にできます。

以下の写真を参考に既存の照明器具の取り付け部分を確認してみましょう。

<引掛シーリング>


出典:パナソニック株式会社

<引掛ローゼット>


出典:パナソニック株式会社

「電源直結式」の場合は電気工事士の資格を持っていなければ工事ができませんので、その際は電気工事店や販売店へ依頼しましょう。

<電源直結式>

4-3.商品紹介

<スピーカー付シーリングライト>


出典:パナソニック株式会社

お持ちのスマートフォンやテレビとワイヤレス接続でき、シーリングライトに搭載されたスピーカーからお気に入りの音楽や映画のサウンドを流すことができます。

生活シーンに合わせた光と音の融合が普段の暮らしをより豊かにしてくれることでしょう。

<空気清浄機能付き照明>

cookiray(クーキレイ)
出典:富士工業株式会社

ホットプレートでの調理や鍋料理の際に発生する煙やニオイを搭載された4層のフィルターでろ過し、ダイニングの空気をきれいに保ちます。

ニオイうつりを気にせず焼肉などの調理を楽しみたい方にはぴったりの商品です。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか?蛍光灯の種類から見分け方とLED照明についてお話させていただきました。

まとめますと、蛍光灯が切れたときはまず型番と色の種類を確認して器具や用途にあった蛍光灯を購入するようにしましょう。
大きさや点灯方式に合わない蛍光灯を無理に取り付けると器具の故障や事故につながる可能性もありますのでご注意ください。

この記事を読んで、みなさんの蛍光灯の買い間違いの防止や暮らしをより豊かにするご提案の一助となりましたら幸いです。